コモディティー市場概要①

【商品市場とは】
商品市場とは、工業品(金、銀、白銀、パラジウム、アルミニウム、天然ゴム、原油、ガソリン、灯油、軽油)や農産物(大豆、小豆、トウモロコシ、コーヒー、鶏卵、粗糖、生糸、冷凍エビ)などの商品が取引される市場。
取扱商品は取引所により異なる。

【商品取引所】
商品市場には現物と先物を含めて考えることが多い。
代表的な商品市場・商品先物市場は、シカゴ商品取引所(CBOT)、ロンドン金属取引所(LME)、シカゴ商業取引所(CME)、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)など。
日本では、東京工業品取引所(TOCOM)、東京穀物商品取引所などそれぞれ合併を経て4つの取引所がある。
・東京工業品取引所
・東京穀物商品取引所(東京穀物商品取引所・北海道穀物商品取引所・横浜商品取引所)
・中部大阪商品取引所(中部商品取引所・大阪商品取引所)
・関西商品取引所(関西商品取引所・福岡商品取引所)

【商品取引の仕組み】
一定の決まった月(限月)までに現物を引き渡すか、反対売買で決済する取り決め。
売買に当たり取引所に対し一定の証拠金(商品全体額「丸代金」の5~10%)を納める。

【取引用語集】
基本用語
・出来高・・・毎日の売買量
・取組高・・・ある時点での未決済の建玉の寮
・建玉・・・買い/売りの状態のまま、未決済になっている契約を建玉(建玉、open interest)という
・値洗い・・・相場価格によって発生する、建玉の損益(含み益・含み損)を計算することを値洗いという
・追い証・・・一定以上の値洗い損が出た場合、追加の証拠金を納めなければならず、これを追い証=取引追証拠金(通称:おいしょう)という。もし追い証を納付できない場合は強制決済される

取引用語
・片建取引・・・価格が上がると思えば買い建玉を増やし、下がると予想すれば売り建玉をする
・アービトラージ・・・同一商品の異なる市場間の価格が時間によって収斂するのを狙い、片方の市場で売り、もう一方の市場で買ったのち、利益を確定する為に反対売買を行い決済する。
・ストラドル・・・類似商品の価格の差に着目
・限月間スプレッド取引・・・同一商品の限月間の値段差に着目する。ローリング・・・順鞘(限月が近付くにつれ値段が下がっている状態)で鞘を滑り取る。逆鞘のとき鞘出世取りなど。