レアメタル

レアメタル

レアメタルとは

非鉄金属で流通量が少ないという意味で希少なもの。
経済産業省で指定しているもの…31種類
ニッケル・クロム・マンガン・コバルト・タングステン・モリブデン・バナジウム・ニオブ・タンタル・ゲルマニウム・ストロンチウム・アンチモン・白金族・イルメナイト・ルチル・ベリリウム・ジルコニウム・レニウム・リチウム・ホウ素・ガリウム・バリウム・セレン・テルル・ビスマス・インジウム・セジウム・ルビジウム・タリウム・ハフニウム・レアアース(希土類17元素)

レアメタルの用途例

・ハイブリッドカーの動力モーター(ネオジム)
・ハードディスクの磁性材(ネオジム)
・携帯電話の充電池(コバルト)
・自動車の排ガス浄化装置(プラチナ)

レアメタルでキーとなる国

・中国…レアアースの9割強、タングステンの9割を産出
・南アフリカ…プラチナの8割、クロムの4割を産出

レアメタルのトレード



レアメタルのうち、LMEに上場されているものはコバルト・モリブデンです。
LME銘柄は商社などを通してトレードすることができます(実際の現物の受け渡しが発生します)。
レアメタルをデイトレードなどに利用したい場合には、LME上場銘柄を対象としているCFDを利用すればよいのですが、現時点ではコバルト・モリブデン共に取引量が低いこともあってCFDトレード可能銘柄とはなっていないようです。
また、レアメタルそのものをトレードするのは難しいので、レアメタル関連株をトレードするという手法でレアメタルのリスク・リターンを取りに行くのが一般的なようです。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by admin - 2011年2月9日 at 7:33 AM

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ニッケル価格の見方

ニッケルとは

ニッケル上記経済産業省指定ではレアメタルに認定されているものの、どちらかというとベースメタル(比較的埋蔵量が多い銅・鉛・亜鉛・アルミニウムなど)のグループとして分類されることもある。
レアメタルの中ではメジャーだが、ベースメタルの中では希少度が高く価格の変動も大きい。
またニッケルは他の合金との代替が比較的容易なため、ニッケル価格が高騰するとクロムなどへの代替が進む(cf:2006年のニッケル50,000ドル/トンの際は需要が大きく減退)。

ニッケルの特徴・用途

・高温や海水に対する耐度が強い→ステンレス鋼が最大の用途。
・色合いや輝きが美しく、メッキ素材としても最適で鉄鋼製品や自動車部品のコーティングに最適。
・ステンレス添加剤、合金材料、ニッケル水素電池として利用。

ニッケルの埋蔵・生産・消費と希少性

・埋蔵量7100万トン、生産量136万トンで最大生産国はロシア26.6万トン。
・最大埋蔵量はオーストラリアが約4割、続いてニューカレドニア、ロシア、キューバ、ブラジル、カナダ、南アフリカ、インドネシアと続く。
・日本国内では輸入依存度100%でタングステン・モリブデンと共に備蓄対象となっている。
・生産者はBHPビリトン(豪欧系)、ヴァレ(ブラジル)、エクストラータ(スイス)などの非鉄メジャー。ロシアはノリリスクニッケル。

ニッケルの取引市場

代表はLME(London Metal Exchange)で1979年に上場している。
取引単位は6トン。
※日本でもかつて中部大阪商品取引所で試験運用されたが2009年に廃止された。

ニッケルの投資方法・取引方法

・LMEで直接フォワード取引を行う。
・LMEニッケル連動のコモディティインデックスや仕組み債に投資する。
・ニッケルのCFDをトレードする。

ニッケル価格の特徴・主な変動要因

・代替が容易なため、価格上昇が激しいとクロムなどへの転嫁が進み需要が減退。
・ニッケル鉱産地が偏在し、鉱山事故やストライキが価格上昇要因となる。
・ステンレス鋼生産動向・ステンレススクラップ市場と連動する。
・中国は比較的生産が少ないため、物資備蓄局の備蓄実施の行方に左右される。
・ニッケル生産者のM&Aで寡占化が進んでおり、生産者の価格支配力が高まっている。

ニッケル価格モニタリングの参考指標

・LME在庫…ロンドン時間の朝発表され、マーケット関係者は需給バランスをチェック
・需給統計…①INSG:国際ニッケル研究会、②WBMS(国際メタル統計)、③CRU社やBrookHunt社の需給見通し。
・中国輸出入統計…月に一度発表
・ステンレス鋼需給…ISSF(国際ステンレス評議会)が統計している。

Be the first to comment - What do you think?  Posted by admin - 2011年2月8日 at 12:48 AM

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